2024年11月21日木曜日
重い病気ではなかった
私は2020年にがんで手術を受けた。
退院のときに看護師からこう言われた。
リンパ節をとったから、これからは足に絶対けがをしないでください。
足にけがをしたら蜂窩織炎になり、それが敗血症になり、死ぬこともあります。
今年の9月ごろから足の親指にウオノメみたいなものができて、歩くと痛かった。
私は皮膚科に行くのが非常におっくうで、サリチル酸という薬を使って自分で治療しようとした。
でも、うまくいかなかった。
サリチル酸は皮膚をやわらかくする薬だ。
歩いているうちにサリチル酸を貼った絆創膏がずれてしまった。
そして、なんともないところの皮膚がやわらかくなってしまった。
これ以上医者に診せずにいたら、蜂窩織炎か、骨髄炎になってしまうかもしれない。
私は怯えていた。
職場の近くにたまたま皮膚科があるので、今日、勇気を出して入ってみた。
医師がすぐに刃物で硬くなった皮膚を削った。
そして私に、自分で、削った場所を触ってみてくださいと言った。
そうしたら、もう全く痛くないのだ。
すごい。
医学は偉大だ。
思いきって皮膚科へ立ち寄ってよかった。
気分も軽く家路をたどった。
夫もよろこんでくれた。
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