2024年9月12日木曜日
待たせてごめんね
ピョートル・イリイチ・チャイコフスキーのオペラ、エフゲニー・オネーギンを聴いている。
プーシキンの韻文小説がこのオペラのもとになっている。
朝食を作りながら通話をしていた相手の人がたまたまドストエフスキーが好きで、ゴーゴリやプーシキンについて書かれたウィキペディアのリンクを教えてくれた。
山田太一が書いた小説の中にチャイコフスキーについて登場人物が語るくだりがあり、それを読んで以来、私はチャイコフスキーに興味をもっていた。
そのことを思い出せてよかった。
このところぼんやりした頭で何も考えず同じような曲目をくり返し聴いていたのだ。
私はオペラにたいへん疎く、CDで持っているオペラというと、リヒャルト・シュトラウスのエレクトラだけだ。
それは、NHKでサイモン・ラトルによる現代音楽入門の番組を観て、エレクトラの中のコントラルトのアリアが好きになったからだ。
コントラルトではなく、アルトだったかもしれない。
思い出せないくらいちょっぴりしか聴いていない。
######
仕事の締切が近いことを知り、時間的なプレッシャーがあるとよい仕事ができないと思い、きょうは1時間だけ残業をした。
あすあまり時間がとれないからだ。
帰ってきて先に食事をしたらひどい頭痛がした。
もう夜の8時を過ぎたのにまだシャワーを使っていない。
でも、あすは金曜なのであとちょっとがんばればいい。
ロキソプロフェンナトリウムが頭痛に効いてこない。
新しい職場は今まで働いた中でいちばんいい。
昔働いていた現像所もよかったが、その会社は今は存在していない。
現像所の思い出を語り出すと長くなるからやめよう。
よく考えると、現像所のころはこのサイトの昔のサイトが既にあった。
仮に、当時からの読者のかたがいらしたとしたら、くり返しになってしまう。
いかんいかん。
今とあすのことだけを考えよう。
サイトの更新をしなければと言っていたら、夫が、日産自動車がマーチという小さい車を発売したときのコマーシャルソングを歌い出したのでびっくりした。
聖者の行進の旋律に、「待たせてごめんね、街にマーチがやってきた」という歌詞がのっており、近藤真彦さんが歌っていたのだそうだ。
すごくおかしくてげらげら笑ったけれど、私は普段そういう気持ちで日記を更新している。
ひとつ前の日記へ
つぎの日記へ