2024年9月9日月曜日
水の上を歩いていたことに気づいた
きょう、退勤の1時間ほど前に、おかしいなと感じた。
なんだか頭が働かない。
思考機能がストライキを起こしている感じだ。
かなりハイペースでいろいろなことを学んできた。
B5サイズのノートを1冊渡されて、1日にだいたい7ページから9ページくらい
手書きのメモを書いていた。
帰り際にそれを表計算ソフトに書き起こして、
教えてくれた人に送って、目を通してくださいとお願いしていた。
ほんとうはワードプロセッサに書きたかったのだが、
今後の資料として他の人に引き継ぐなら、1つの表計算ソフトのブックに
いくつかのシートに手順を分けて書く方が親切かなと思ったのだ。
きょう、上司に
「ちょっとペースが速いかな?」
と聞かれた。
私は素知らぬ顔で
「いいえ」
と答えた。
昼に食べるパンを持ってくるのを忘れたので、昼休みに会社の近所で似たようなパンを買った。
私がパンを忘れることはこれまでなかった。
そして、買いに行くのがすごくおっくうに感じて、昼食をスキップしようかとも思った。
でも、脳に栄養がいかなくなってパフォーマンスが落ちるだろうから、パンを買った。
帰りに役所へ寄って、医療費の公費負担制度の受給者証を、新しい保険組合の名前と番号に書き換えてもらった。
業務終了の10分前に行ったのに、係の人は親切にしてくれた。
しかし、新しい保険証を、1階にある有料のコピー機に行き、自分でコピーしてきてくださいと言われて、
これは障がい者いじめだ、誰も幸せにならないと感じた。
誰か、役所の偉い人が、
「保険証のコピーは障がい者の人に、役所に一つしかない利用者用のコピー機で、
自分のお金でコピーしてもらおう」
と決めたのだろう。
現場の人はその決定を歓迎していないだろう。
以前は3階の窓口で保険証を係の人がコピーしてくれていたからだ。
私は
「はい。わかりました」
と言って3階から1階までエレベータで降りていき、コピー機の位置がわからなくて
案内の人に教えてもらって新しい保険証を10円でコピーした。
その間に役所の業務終了を告げるチャイムが鳴った。
私はまた3階の窓口に戻り、コピーした紙を提出した。
そうしたら急いで新しい受給者証を作ってくれて、申請の控えもくれた。
いつもより2本遅いバスに乗って帰ってきた。
あまりにも疲れていたのですぐ服を脱いでシャワーを使った。
そうしたら口から水が入り、その水が気管に入り、せきこんだ。
呼吸ができなくてとても苦しかった。
このまま死ぬかもしれないと思った。
私は9月に入ってから、水の上を歩いていたのだ。
ふつう、人間は水の上を歩けない。
そのことに今日気づいて、その瞬間に水の中に沈んで溺れた。
力が尽きそうで頭も痛むが、明日も出勤するだろう。
そして、健康保険組合に、医療費の公費負担制度を利用している旨を申告する書類を
提出するだろう。
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