2023年12月23日土曜日
The Future Is Unwritten : Joe Strummer
きのうはジョー・ストラマーの命日だった。
彼の人生を描いた映画がその日だけ公開されたので、観に行ってきた。
私はザ・クラッシュの音楽は後追いで聴いたアルバム、ロンドン・コーリングしか知らなかった。
知識もほとんどない。
メンバーの名前だけを知っていた。
ジョーは2000年代に入ってからしばらくして突然、心臓のなにかで亡くなった。
本人がいないなか、この映画は残された映像と人びとの証言で構成されていた。
私はジョーの謎めいた人柄と彼の音楽のもつメッセージ、歌声、それらにすっかり魅了されてしまった。
特に私はダブが好きなので、彼が晩年やっていたバンド、ジョー・ストラマー&ザ・メスカレロスのサウンドがたいへん気に入った。
映画の中で印象に残ったのは彼がテクノやトランス、レイヴについて語っていた場面だ。
私の中で彼は歴史上のパンクロッカーだったので、そんな彼が現代に地続きの事物について語っているところが、私に混乱をもたらしたのだった。
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