The cat once I lived with

定本こっそり日記

2023年12月12日火曜日

キーボードと私

会社でHHKBを使っている。

従来の東プレ軸のやつだ。

一番新しいメカニカルのものではない。

ハッピーハッキングキーボードのアクロニムがHHKBだ。

会社のロッカーが小さいのでキーボードもちいさくした。

在宅勤務の日は東プレのリアルフォースを使っている。

事情があって在宅勤務がずっと続いた日々があり、その頃にリアルフォースを導入した。

どちらも、よさそうだと思って試打もせずに買った。

HHKBは時々ストロークが深く感じるときがある。

疲れてきたときにそう感じる。

リアルフォースのほうが好きだ。

メカニカルキーボードも気にはなっているが、やかましそうで試す気になれない。

ヴォイスチャットで

「その軸、やめてくれる?」

といわれている人がいたところに居合わせたのも影響している。

最近はリアルフォースをMacにはつないでいない。

MacBookのキーボードはいっときに比べるとよくなった。

iMacの人がマジックキーボードのよさを力説していた。

リアルフォースを週1回しか使わないのはもったいないかもしれない。

もし文筆業に転職することがあれば毎日使うだろう。

しかしそんなことは起こらない。

私のHHKBはBluetooth接続のものだ。

黒地に黒い文字で刻印がしてあるのも気に入っている。

離席するときは必ずキーボードルーフをかぶせている。

それはモバイルコンピュータを台の上に設置しているからだ。

画面が目の高さに来ないとしんどいのだ。

コンピュータを支える台座がちょっと貧弱で信用がおけない。

キーボードの上にコンピュータが落ちてくるという惨劇をいつも想像している。

コンピュータ台の脚の間にぴったりHHKBが収まって机の上が広く使えるのが好きだ。

HHKBを会社で使い始めた日、コンピュータにまったく興味がなさそうなシニアの人が、

「それいくらすんの」

と詰問調で聞いてきたのを思い出す。

取り調べのようだった。

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