2025年12月8日月曜日
にらんでくる人
家へ向かう電車に乗っていた。
電子書籍を読んでいた。
ふと、次の駅はどこかなと思った。
ドアの上のモニタを見上げたとき、私は誰かが私を見ているのに気づいた。
見ている人のほうを見ると、私のことをにらみつけていた。
その人の口は固く結ばれていた。
その人の威圧感のある視線に私はおどろいた。
知らない人からにらまれる理由は私にない。
読書が続けられなくなってしまったので、スマートフォンでメールを読んだ。
その人は、男の人みたいな女の人で、私より年上のようだった。
ひとつ前の日記へ
つぎの日記へ