The cat once I lived with

定本こっそり日記

2025年10月15日水曜日

先生の優しさ


先生がお手本で1フレーズだけ歌うのを聴いて、私は歌の悲しさで心を揺さぶられて、涙が出そうになった。
そのとき、私は、自分がこの数か月間感じていた悲しさを、こんどのコンサートで表現したいのだと気づいた。
歌詞にこめられている、愛する人を失う悲しみを、私は、母を失った悲しさに置き換えていた。

先生はたくさん話してくれた、それはたぶん、私が歌に苦しんでいることに先生が気づいたからかもしれない。

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