2025年5月20日火曜日
母は、おにいちゃんにありがとうと伝えてと言った
私は母を訪問した。
なんだか変だ、いま、英語の単語を正しくつづれない。
スクリーンがとつぜんまっくらになった。
母は悲観的になっているようだった。
母は兄に迷惑をかけて申し訳ないと言っていた。
母は、おにいちゃんに「ありがとう」と伝えて、それであんたはそんなに毎日来なくていいから、と言った。
その時になれば、病院から電話が行くからと。
帰りのバスで目に涙がうかんだ。
施設は大きくて新しいが、何人かの職員は冷たい。
警備の人は私が母の親族なのか疑っていた。
私の姓が母と同じではないからだ。
その人だって、日本ではほとんどの女性が結婚すると姓が変わることを知っているに違いない。
私はマイナンバーカードと戸籍謄本をきょう、警備の人にみせてやった。
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