The cat once I lived with

定本こっそり日記

2024年11月24日日曜日

デジタル化された図書館


歩いて図書館に行った。
本の衝動買いをやめたいからだ。
読みたい本は図書館から借りればいい。

昨日の晩に、私が住む自治体の図書館アプリで本を1冊予約した。
予約をしたら、すぐに予約受付のメールが来た。
同じ自治体の中にある、別の図書館から私の最寄りの図書館に本が送られてくる。
本が送られてくると、資料が用意できたことをまた通知してくれるようだった。

きょうは天気もいいし、時間もあった。
まだ、資料が用意できたことの通知は来ていなかったが、図書館へ歩いて向かった。
ヴラディミール・アシュケナージや、ヴラディミール・ホロヴィッツの弾くショパンを聴きながら歩いた。

鉄道の駅がある建物の上の階に図書館はある。
すごい利便性の高さだ。
図書館と鉄道の駅の間の階にはレストランやお店がたくさんある。

私は岸見一郎の本を探していた。
岸見さんはアドラー心理学に詳しい哲学者だ。
図書館には検索用の端末がある。
今いる図書館に、どんな岸見一郎の本があるのか調べることができる。

そうして私は3冊の本を選んだ。
借りるには、人のいるカウンターで手続きすることもできる。
そして、自動貸出機を使うこともできる。

自動貸出機のテーブルに借りたい本を重ねて置いた。
それから、図書館アプリに自分のバーコードを表示させ、自動貸出機でスキャンをした。
画面に通知が出た。
予約した本が用意できましたと書いてある。

図書館の職員の人に、予約した本をどこで受け取るのか教えてもらった。
予約した本の受け取りコーナーへ行く必要があった。
受け取りコーナーには、番号の書いてある書架が並んでいる。

私は、そこにいた職員の人に、私の予約した本をどうやって探すのか教えてもらった。
受け取りコーナーにあるバーコードスキャナに、自分のバーコードを読みこませる。
そうするとその本がどこに置いてあるか、番号が書いた紙が出力される。

その紙を持ってその書架を探したら、私の予約した本があった。
先ほど選んだ3冊の本と一緒に、自動貸出機を操作して借りることができた。
操作が終わると、借りた本の題名と貸出期限が書かれた紙が出力された。
職員の人がそばにいてくれて、すべてを親切に教えてくれた。

今日借りた本のタイトルを記念に書いておこう。
なぜ心は病むのか ーいつも不安な人の心理ー アルフレッド・アドラー著 長谷川早苗訳
つながらない覚悟 岸見一郎著
泣きたい日の人生相談 岸見一郎著
エーリッヒ・フロム ー孤独を恐れず自由に生きるー 岸見一郎著

近くにある図書館がこんなにべんりだとは知らなかった。
足取りも軽く歩いて帰った。
きょうの4冊を借りていられるのは12月8日までだ。

ひとつ前の日記へ
つぎの日記へ