The cat once I lived with

定本こっそり日記

2024年11月1日金曜日

ザ・キュアーの新しいアルバム


最初に、このアルバムから発表されたシングル曲、Aloneを聴いたとき、とてもさみしい感じがした。
ロバート・スミスはこうやって終わりにするのか、と思った。
それは、私にとって、想像できるようで想像できていないことだったので、ショックだった。

このアルバムのCDを予約していたが、私は昨日の晩、それをキャンセルした。
配信サービスで聴けばいいと思ってしまった。
向き合いたくない。
真剣にこのアルバムと向き合えるほど私は元気ではない。

そして、きょう、帰りの電車でこのアルバムを聴いていた。
歌詞を見ながら聴いた。
いやだ、終わりなんか見たくなかった。

他の人は私のようには感じていないかもしれない。
でもそれは関係ない。
ロバートさん死なないで、ずっと明るい曲を歌いながらバリトンギターを弾いていてください。
私たちを置いていかないでください。

でもそんなのは無理だ。
私もじきにロバート・スミスと同じような状態になり、この世にさようならをするのだ。
でも心の準備が到底できていない。

私が2007年にFUJI ROCK FESTIVALでザ・キュアーの音楽を聴いたとき、ロバート・スミスはこんなふうではなかった。
でも2007年といったらもうずいぶん昔だ。
いやだな、絶対にいやだな。
もう聴けないよ。

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