The cat once I lived with

定本こっそり日記

2024年10月14日月曜日

快晴がもたらすもの


朝目が覚めたら、もう寝ていたくないと感じた。
元気になったのだ。
洗濯をした。
寝室に掃除機をかけた。

夏の間使っていたふとんを外に干し、そのふとんのカバーも洗って干した。
そして、夏と冬の衣類の入れ替えをした。
虫に食われた純毛のニットを3つくらい捨てた。

穴があいていないニットは、しわしわだったのでスチーマーをかけようとした。
そうしたらスチーマーから蒸気が全く出なかった。
買ったお店に電話をし、引き取り修理を依頼した。
ほんとうはメーカーのウェブサイトから直接修理を申し込もうとしたのだが、何度型番を入れても弾かれてしまったのだった。

箱を組み立てて丸めた新聞紙と一緒にスチーマーをつめた。
品物は次の土曜日に引き取りに来てもらうよう手配した。
まだ買ってから1年経過していない品物なので、保証がきくはずだ。

手製のアイロンマットを台所のテーブルに敷き、スチームアイロンを出してきた。
もう30年も使っているが、全く壊れない。
じょうぶなアイロンだ。
業務用のアイロン台があればあっという間に作業が終わるのだが、私はそれを持っていないので時間がかかった。

業務用のアイロン台は、台の部分がアイロンから出た蒸気を全部吸い取る仕組みになっている。
足下にペダルがあって、ペダルを踏むと台がバキュームになって、服がぺたっと台に張りつく。
だから、ペダルを踏む前に衣類の形を整える必要があるのだ。
私は婦人服の縫製工場で働いていたことがあり、業務用のアイロン台を使っていた。

もう捨てようと思っていた服も、馬毛のブラシをかけ、粘着ローラーでほこりをとり、蒸気を与えると、見た目がよくなる。
そして毛玉取り機も使った。
捨てようと思っていた服が2着、このようにして復活した。

服の手入れが終わったのでふとんをしまってカバーをかけて押し入れにしまった。
洗濯ものを片づけた。
風呂場に新聞紙を敷いて髪を刈った。
そのあと顔をそった。

それでやっと、きょう初めてコンピュータを開いたのが夕方5時半のことだ。
もう日が暮れてしまった。

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