The cat once I lived with

定本こっそり日記

2024年4月13日土曜日

どうも頭が悪い

私は頭が悪いと思う。

これは、

「いや、よしゅくさんは頭悪くないですよ」

という返事を期待して言っているのではなく、正味の話だ。

実際頭が悪い。

長いこと自分はかしこいと思いこんでいた。

そのへんにも頭の悪さがにじみ出ている。

人の話をすぐに理解できない。

理解できたとしてもどうしたらいいのか頭が回らない。

頭の中にあることを言語化するのがにがてなようだ。

言語化できない考えはないのと同じだろう。

さっき、夫とfediverse交換日記のテンプレートを作りたいという話をしていて、

「コンセプトを作る?」

と言われた。

デザインにコンセプトがあるとどうも便利らしい。

私は交換日記に必要な要素を考えてはいたが思いつかず、デザインのコンセプトとなるともっと思いつかない。

大昔にデザインを学んでいたころ、課題を制作すると自分の作品になにかしら傾向のようなものが見てとれた。

だから「こうしたい」という気持ちはあるはずなのだ。

ただそれをことばにするのがひどくおっくうに感じる。

どうも頭が悪い話からそれてしまった。

私の頭が悪くて周りの人が困っているのではないかと最近うすうす思う。

他の人に自分の考えを話しても伝わらなくて相手が困った顔をすることが多い。

かといって隠遁生活を送るわけにもいかない。

発達障害あるあるなのかはわからない。

こんなに頭が悪くてよく雇われているなと感じる。

劣等感というのとも少し異なる。

自分の頭の悪さを掘り下げたほうがいいだろう。

というのは、どんなふうに頭が悪いかを自分で把握するために具体的な事象をあつめて、どこがどうまずいか考えたほうがいい。

そしてもっとおとなしく、しおらしく、影薄く生きたほうがいいだろう。

言いたいことはしずかなインターネットに書けばいい。

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