2023年12月13日水曜日
カップカバーの威力
けさはワイパーパトロールをさぼった。
ワイパーパトロールというのは、掃除の本に書いてあったことで、朝起きたらまずフロア用ワイパーとハンディワイパーを持って家の中を拭きながら巡回する行為のことだ。
傷めた利き腕を養生させるためにそれをさぼった。
その代わりに、昨晩就寝する前に台所の排水口からストレーナ(かご様のもの)をはずし、その下にあるパイプの入口をシリコン製のカップカバーでふさいだ。
それだけではなくそこに60度の湯をたっぷり注ぎこんで過炭酸ナトリウム(酸素系漂白剤)を目見当で入れた。
パイプの入口にはまっていた部品はそこにつけて、湯を入れたマグカップで重しをした。
朝になったらかびの塊がたくさん浮いていた。
ローグライクゲームにスライムモルドというモンスターが出てくるが、それを想起させる。
金魚すくいのポイのような湯あかとりでかびの塊をすくい取り、底の見えないたまり水に手をつっこんで、水をせき止めていたカップカバーを取り去った。
するとどうでしょう!
たまり水は一瞬で流れ去り、排水口はたいへんうつくしくなっていた。
サッシブラシで残った黒いかびをちょこちょここすり取ったら、ほぼ完全にきれいになった。
これはいい。
楽なのに達成感が得られる。
ストレーナにはまだ黒いかびが残っているので、それをまた今夜バケツに過炭酸ナトリウムと湯でつけおきをしよう。
明朝にサッシブラシでこすれば落ちるはずだ。
完全にきれいになったらそれを維持しよう。
シンクに重曹でみがいたあとが白くなって残っているので、それをなんとかして取り去ろう。
右手でも作業はできる。
シンクとストレーナを毎晩洗ってシンクをマイクロファイバークロスで拭き上げてくれるよう、夫と交渉してみよう。
交渉が決裂したら私がやればよい。
これまで、
「できる人ができるときに」
という方針でいたのだが、そうして家をきたなくしてしまった。
できる人はいなかったし、できる時間もなかった。
無理のない計画を立てて分担をしたほうがよさそうだ。
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