2023年12月1日金曜日
第一種衛生管理者試験
3月に試験日を設定し、前年の7月か8月から試験勉強を始めた。
ユーキャンのテキストと中央労働災害防止協会の5年分の過去問を買った。
試験勉強終盤に一問一答集と別の過去問、ポケットサイズのテキストを買い足した。
過去問を二つ買ったのは、中災防の過去問は分野ごとの問題集になっていて、買い足した分は実際の出題に近かったからだ。
第一種衛生管理者試験は出題範囲が広くて浅い。
分野としては労働衛生、労働生理、関係法令に分かれていたと思う。
朝早く起きて朝食の前にユーキャンのテキストを単元ごとに読み、小テストを解いてみて、間違った問題をテキストファイルに書き起こした。
大切だと思われる用語や概念も自分で問題を作ってテキストファイルに書き足した。
専門用語をMacの日本語入力システムで入力するのがものすごくめんどうだったので、ATOKを購入した。
ATOKは病気の名前や化学物質の名前をどんどん変換できてすばらしかった。
そのテキストファイルを、Ankiというフラッシュカードの単語帳アプリに流しこみ、分野ごとにデッキを作った。
フラッシュカードはQuizletも併用したが、断然Ankiの方がやりやすかった。
シンプルだからだろう。
駅で電車を待っている間にAnkiで復習をした。
Ankiは買い切り型のアプリで少し高価だが、マルチプラットフォームで使いやすい。
コンピュータでデッキを作り、スマートフォンで復習できた。
労働生理は人体のしくみが主なので、元々持っていた知識に付け足せばよかった。
労働衛生と関係法令が難しく感じた。
試験勉強終盤には過去問を解いて90点台が確実にとれるようになっていた。
Webで体験談を読むと1か月勉強して合格したという人がいるが、私はすごく時間をかけた。
試験地は遠方だったので、前日に近くのホテルに泊まった。
見たこともない問題がいくつか出て全然わからなかった。
合格発表をWebで見たら私の番号がなかった。
会社のお金で受験したのに立つ瀬がないと思って恥ずかしかった。
しかし数日後に合格を知らせるはがきが届いていた。
私は別の日程の合格発表で自分の番号を探して、見つからずにひとりで落胆していたのだ。
4月には会社の衛生管理者にならなくてはいけなかったので、東京労働局に電話して、免許証はいつごろ送られてくるか聞いた。
そうしたら4月には厳しそうだった。
でもすぐに免許証が送られてきた。
少し自信がついた。
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